【最新版】PWAがインストール可能になるブラウザごとの条件一覧

PWA

PWA(Progressive Web Apps)が近年どのサイトでも見かけられるようになってきているので、これからますます普及していきそうです。

しかし、ブラウザやOSごとの動作が異なる部分が多く、統一した実装が難しいのが現状です。

この記事では、PWAのインストールが可能になる条件をブラウザごとにまとめています。

Google Chrome

Google Chromeでは、通常いつでもインストールすることができます。

さらに追加で、beforeinstallprompt イベントなどのインストールを推進するために必要な次の要件を提示しています。

  • Webアプリがまだインストールされていない
  • ユーザーはページを少なくとも1回はクリックしている
  • ユーザーはページを少なくとも30秒閲覧している
  • HTTPS経由で配信される
  • 次の情報を含むWebアプリマニフェストが存在する
    • short_name または name
    • icons – 192px と512px を含める必要がある
    • start_url
    • display – fullscreen, standalone, minimal-ui のいずれか
    • prefer_related_application が存在しない または false

Firefox

Firefoxでは、記事投稿時点でPWAのインストールはサポートされていません。

今後サポートが再開される可能性がありますが、現時点で情報はありません。

Safari

SafariはPWAのインストールに消極的なため、インストールを促すことはできません。

ただし、ユーザー操作によってサイトをホーム画面に追加したり、ショートカットを作成することができます。

Opera

OperaはPWAのインストール自体には対応していますが、Chromeのようなインストールの推進機能には対応していません。

最後に

現在PWAの実装はGoogle Chromeが中心となっているようです。

まだ新しい規格と言えるPWAは、これからまだまだ仕様変更が行われていくようなので、最新の情報は常にチェックしておきましょう。

参考

[Installable Web Apps and Add to Home screen] https://dev.opera.com/articles/installable-web-apps
[What does it take to be installable?] https://web.dev/articles/install-criteria
[How to make PWAs installable] https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/Progressive_web_apps/Tutorials/js13kGames/Installable_PWAs