PHPで改行コードを環境に合わせて出力する方法

PHP

PHPで改行を行いたい時ってよくありますよね。

特にテキストファイルに書き込みを行う時や、完全なテキストを表示する時(HTMLで<br>を使用できないとき)などですよね。

よくやってしまいがちなのは、

<?php
echo "data:".$data."\n".$data2;
?>

というテキストで「\n」を記述してしまうものです。

もちろん正しく改行されるのですが、実は環境によって改行コードが異なるため、この改行コードを直接記述する方法では改行されるという保証がありません。

( なぜ改行コードを統一しないのでしょうか… )

そこで………!

PHPには改行コードを自動的にプラットフォームに応じて切り替えてくれる魔法の定数があります。

それが

PHP_EOL

です!!

定義済み定数であり、次のように記述します。

<?php
echo "data:".$data.PHP_EOL.$data2;
?>

パッと見て「改行コードだ!」と分かりにくいのですが、慣れてしまえば問題はありません。

これからは「なぜ改行されないのだろうか…(´。_。`)」と10分間困り果てるより安全なPHP_EOLを使いましょう!

また、<br>と間違えて利用しないように注意しましょう!

※PHP_EOLはPHP 5.0.2より利用可能になりました。